実は不倫してますという人の中には、会えない間にもっと連絡してくれたらいいのに…と思っている人がけっこうな割合でいます。待ってばかりの付き合いってホント辛いですよね。
土日祭日に連絡できないのはまだ我慢ができる。でも、平日なら少しくらいなんとかなるだろと。そのためのわずかな時間も作れないってことは愛情がない?私って体だけ?
でも、久しぶりに会えた彼は「会いたかった」と抱きしめてくれていつもと変わらずとっても優しいしいっぱい好きだ可愛いよって言ってくれる。すごく愛情感じるのでただの遊びだとは思いたくない…。
寂しいメーターと愛されてる貯金がMaxとゼロを交互に繰り返す付き合いは女性にとって一番理解に苦しみます。会いたかったならどうして会えない間に少しでも連絡しようとしてくれないの?
マメなだけが本気ではない
普段さっぱり連絡してこずに突然「今日会える?」と言ってくる彼に対して、私ってただの遊びなの?と問い詰めたくなることもあろうかと思います。
不倫指南のサイトなんか見ていると、本気と遊びの見分け方として会えない間の連絡頻度が高いほど本気度が高いと書かれています。
ま、人間 これが好きだ!と思えばそれに関わっている時間を多く取ろうとしますもんね。パンケーキが好きだぁと思えば週に6日でも食べるだろうし、うちのワンコは超絶可愛い!と思えば四六時中かまってやりたくなるようなもんです。
だから連絡頻度が高いほうが本気度高しというのは間違いではありません。ただし、連絡頻度が低いと本気じゃないかと言うと 必ずしもそうではないのです。
問題は男と女で本気の感じ方が違うことです。
男の本気 女の本気
家庭を持ってる不倫彼に「私って遊び?」と尋ねて「そだよー」とあっさり答える男性はそんなに多くはないと思います。
中には付き合い始めの時に「これは遊びだからね」と釘を刺している男性もいますが、こういう人はむしろ誠実なんだと私は思う。
で、「もちろん遊びじゃないよ そんなこと言うなよ」なんて答えが返ってくると、少しほっとしながらも ではどうして会えない間に連絡をしたがらないの?という疑問がわいてきます。
一般に女性の脳みそは恋愛感情が生まれると特別優先領域をこしらえてその中に入れます。 女性の恋愛感情は自分の存在を受け入れてもらえている肯定感が主成分ですが、この肯定感があんまり心地よいもんだから中毒してしまうことがあります。
これが寝ても醒めても彼のことばかりでずーーーっと何らかの形で繋がっていたい欲求です。本人は「私は彼のことが本気で好きなの」と感じています。
一方、男性、特に家庭を持っている男性の脳みそは恋愛感情を持っても特別領域をこしらえたりしません。彼らの頭の中の特別優先領域には生活全般の責任に関わることがおさめられています。
彼らにとっての不倫関係は特別優先領域の外側に位置しています。そこに強いて名前をつけるとしたら「遊び」だと思います。
ただし、これは一般的な意味の「遊び」ではありません。その中にはものすごく熱心にやってるバンド活動なんかも入っています。こういうのを彼らは遊びとは言わない。本気でやってると言う。
というわけで、あなたとの不倫関係もただの遊びではないと言うのです。このあたりは価値観の違いですね。女性と同じような感情を持ってくれたら不安にならずに済むのにと思うのですが(苦笑)
連絡したがらないわけ
あなたとの関係が彼ら基準の本気だとしても、それではどうして思いついたようにしか連絡してこられないのかという疑問が残ります。
その理由はさまざまです。
そもそもメールやラインは連絡用のツールだという認識で、他愛のないやりとりが好きじゃなければ、その関係を維持するために必須のものだと思わないかぎり積極的にしたいとは思わないでしょう。
直接会ってなんぼの関係だと思っている人であれば会えない間にメールやラインなどでつながっていることに意味を見出せないでしょう。
最初のうちはハートの踊るメールやラインをしてくれたのこの頃さっぱり…(涙)であれば、そういう人様に見せられないようなメールやラインをすることの高揚感がなくなったということでしょう。
いずれにしても彼らは無理のない範囲…我慢も気遣いも極力せずに済むのであれば…で付き合っていきたいと思っているわけです。
共通して言えることは例えばバンド活動を家族に内緒でやっていたとして、うっかりばれてしまってもせいぜいイエローカードで済みます。
しかし不倫はばれたらレッドカードの一発退場になってしまう危険性が極めて高いので、本能的に危険回避をしているってことです。
会えない間の連絡がマメな人は相手を喜ばすことが好きな人です。
すべての男性がそうならやきもきせずに済んで精神衛生によろしいですが、残念ながら不倫相手に対しては自分のことがまず優先という子供みたいなわがままが通用すると思っている人の方が多いようです。
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