不倫相手は信じられなくて当たり前?好きなのに信じられないジレンマをどうする

気持ち

実は不倫してます。相手のことが本気で好きです。でも信じられなくて辛いです。

この悩み、よく聞きますね。いつか信じられるときがくるかも…とずるずるしてたら何年も経ってたなんてこともザラにあります。

不倫相手のことを信じられないというのは、ある意味当たり前なところもあります。好きなのに信じられないというジレンマとどう向き合うのが正解なのでしょうか。

愛してても離婚しない

不倫ダンナたちはよく言います。「愛してるのはお前。」

不倫中の男性の半数近くが嫁さんと彼女のどちらにより恋愛感情があるか?という問いに対して「不倫彼女の方」と答えてたのをどっかで見かけたことがあります。

個人的には意外に数字低いなという感想だったのですが、恋愛感情カテゴリに入るのは嫁さんではなく彼女の方という男性は多いということでしょう。

ただ、彼女さんが独身だとこれの意味が分からないということが往々にして起きます。本気で愛してくれてるのにいつまで経っても離婚しそうな気配すらないのはなぜ?

私は「嫁よりお前を愛してる」を「嫁と別れてお前と一緒になる」と勝手に脳内変換したために相手に子どもが出来たとき「裏切られた!」と怒り狂ってた人を知ってます。

不倫彼としては夫婦なんだからすることはするわけで裏切ったつもりはさらさらないだろうし、傍目にも勝手に思い込んだあんたが悪かろうという感じでした。

結婚したことがないと恋愛感情がある=結婚したい という捉え方をしてしまいますが、すでに結婚してる立場からすると、その付き合いは背中に背負ってる生活背景の外側のものという認識です。

では、離婚に踏み切らないけど本気で愛してるはウソなんでしょうか。

これはあながちウソではないと思います。ただ、すごく愛してることと、今ある生活を壊して離婚することに紐つけをしないのです。

外に好きな人が出来たから離婚したい なんてのは非が全部自分にあります。悪者になって離婚すると多くのものを失います。そんなダメージと引き換えにしてまで手に入れなくても、生活の外側で一番愛しい存在でいて欲しいってことです。

全部犠牲にしてでも手に入れたいと思ってくれなきゃ本気じゃない!と思うなら、そんだけのものだと諦めましょう。

愛するが故に離婚できない

一番愛してると言ってくれるけど離婚を切り出した様子がないという場合、中には相手のことが本当に大切で愛おしいが故に自分が離婚することで背負う問題(世間の目とか慰謝料・養育費の支払いとか)に相手を巻き込んで苦しめたくないという心優しき人もいます。

信じられないわけ

私は不倫相談をけっこう受けてきましたが、不倫相手を信じられないとか、信じていいのかどうか…なんてことを言われると一体何を信じるわけ?と疑問符が点灯してしまいます。

そもそも不倫において「信じる」とは何ぞや?

思うに、不倫という関係は後ろめたさが標準装備である以上、100%信じられるものって存在しないんじゃないかと思います。結局のところ、その言葉なり態度なりを信じたことに見合う見返りを暗に期待しちゃうから、がっかりするのが怖くて疑っちゃうんでしょうね。

独身側がやきもきしているカップルなら、相手が離婚すれば信じてよかったんだ!ってことになるでしょうが、W不倫の場合は一体なにを信じるんだか。

嫁には恋愛感情はないという言葉が信じられない?

恋愛感情は結婚すると生活の中に溶け込んで意識されなくなります。80歳を超えた老夫婦の間に恋愛感情がありそうに見えますか?

会えない間他の人とよろしくやってそうで信じられない?

遠距離不倫だったりすると毎日こんな考えに頭を支配されがちですが(週に3日会ってても疑ってるめんどくさい女もいたけど)、こればっかりは現場を見ないことにはどーにもならないでしょう。

私ならこう問います。「あなたの相手は複数彼女を満足させられるほどいい男ですか?」

遊ばれてるんじゃないかって信じられない?あら、不倫そのものが遊びフォルダに入ってるものでしょ。その遊びにどんだけ真剣に打ち込むかってことじゃない?

信じるにしても信じないにしても、納得するに足る証拠がないからずるずるになる。でも、待っててもきっと証拠なんか見つからないでしょう。

好きって気持ちにいちいち理由は必要ないと思います。証拠のあるなしに関わらず好きかどうかってことじゃないですかね。

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