不倫はばれたら終りではない。家族にばれなくても別れはやってくる

不倫ばれ 気持ち

物事は始まりがあれば終りもあるのが世の常です。盛り上がっている二人にとって別れがやってくるなんてことは考えられないし考えたくもないでしょうが、不倫にも別れはやってきます。

不倫慣れしれない人は(慣れるほどすべきことではありませんけど)、この関係はばれたら終りと考えますが、不倫はばれなくても終わるときは終わります。むしろ、ばれる前に終わる方が多いかも知れません。

ばれたら修羅場の不倫は、ばれてなくても別れ際は美しいとは言いがたいものがあります。

ばれる前に強制終了

一方が転勤や引越しで物理的な距離が離れた

シングル側が根性出して休みのたびに会いに行くことで続くこともありますが、W不倫の場合は距離が離れた時点で諦めることが多いです。最初のうちはメールなどでやりとりをしていても長くは続かないようです。

恋愛心理学によると、男女がお互いに抱く愛着感は物理的な距離に反比例するそうです。

生活領域の状況が変わって、それどころじゃない

家族の病気とか会社が倒産しましたなどで、ふわふわと愛を語っている場合じゃなくなると勢い関係は立ち消え状態になりやすいです。こういう局面になると、不倫という関係がいかに生活の外側でしかないかを思い知らされますね。

今年はあちこちで大きな災害が起きましたが、災害きっかけで終了してしまった不倫カップルもそれなりの数いるんだろうと推測します。

連絡を待ってる側は家庭が大変でも連絡くらいできるだろと考えて、しびれを切らして連絡を入れてしまうことがありますが、既婚側にとっていきなり不倫相手が生活領域に踏み込んでくることはもっとも止めていただきたいことだったりします。

別れには捨てられるというケースもある

独身側が相手を捨てる

 既婚女性Aさん(43)×独身男性Bくん(26)のケース

知り合った頃は非常に盛り上がり連絡も毎晩欠かさなかったが、そうそう頻繁に会えるわけでもなく。

そのうち結婚願望の強かったBくんに年齢的につりあう好きな女性が出来てしまい、「ぼくは普通に結婚したい」と言われて玉砕。

こういう話ってけっこうあるように思います。Aさんとしては夫と別れる覚悟もそれなりにあったのですが、子供は絶対手放さないつもりだったため「普通に結婚したい」と言われてしまっては二の句が継げません。

Aさんは泣く泣く「そうだね、仕方がないよね」と大人な対応をしましたが、完全に断ち切らなかったため年齢差が災いしてBくんに甘えられ、Bくんの恋愛相談に付き合わされる羽目に(涙)

よく、友達でもいいから完全に切れたくないなんて言いますが、やめといたほうがいいと思うな。

独身女性Cさん(35)×既婚男性Dさん(51)のケース

Cさんは「嫁とは別れる」を信じて待つこと10年近く、Dさんが離婚する気配はありません。
もう待ってられんわとCさんは実家に帰省したときにお見合いをして結婚を決意。

 

Cさんに入れ込んでいたDさんは「お前を幸せに出来るのは俺しかいない!」「お前が俺の身体から離れられるわけがない」とわけのわからんことを言って追いすがるも「奥さんに全部ばらしてもいいの?」と切り返され逆ギレ。いよいよ愛想を尽かされる。

不倫オトコの中でも相当たちの悪いタイプだと思います。
はなっから離婚する気がないわけでもないのでしょうが、独身女性側の「待ちます」という言葉に甘えて時間を浪費させているうちに、待ってる状態でも満足していると勝手に勘違いしてるんでしょうな。

離婚もせずにずるずる引き延ばしにしている自分が悪いことは分かっているし、奥さんにばらされると困るという恐怖もあるしで逆ギレという反応になります。

しかし、引止めのために口にする言葉は待たされていた女性を心底がっかりさせるに十分な内容のことが多いので、捨てる側としてはこれまでの時間返せ!という気持ちは強いですが未練は残りにくいようです。

このタイプの男性はストーカー化しやすいので、試しに別れを切り出してみて怒りだすようなら最寄の警察の電話番号を登録して自衛したほうがいいかも知れません。

昔は民事不介入とかで本格的な傷害事件や放火未遂にならないと警察は来てくれませんでしたが、今はちょっと叩かれただけでも来てくれるようになりましたし。

既婚側が独身の相手を捨てる

独身女性Eさん(20)×既婚男性Fさん(36)のケース

職場の上司と部下の関係。Eさんは恋愛経験が少なく、恋愛と結婚を一体のものとして捉えるタイプ。

一方のFさんにはそんなつもりはさらさらなく単なる遊びなのだが、Eさんは二人きりで会うたび「早く一緒になりたいね」「いつ奥さんと別れてくれるの?」と一方的にテンションが上がる一方で、そのうち職場でも付き合っていることを周囲に匂わせはじめてしまった

これ以上付き合っていると仕事にもさわりが出てくると考えたFさんは、職場では一切目を合わせず、電話もメールも徹底無視を決行。

不倫している男性は結婚相手が欲しくて付き合っているんじゃないってことを理解してないと、すごくイタイ子になっちゃいます。

Eさんは突然無視されるようになった意味が分からず混乱したのですが、誰かれなしに相談できる関係じゃないことだけは理解していたためいたたまれず退職。自宅に乗りこんでやろうかと思うものの、その自宅がどこにあるかを知らなかった。

教訓:お子ちゃまは不倫に首を突っ込んじゃいけません。お子ちゃまに手をだしてもいけません。

W不倫の別れ

上手に(?)付き合えばなん十年でも続くW不倫も、ばれなくても別れてしまうことはあります。

男性側が逃げる

既婚女性Gさん×既婚男性Hさんのケース

PTAの役員会で知り合った二人はあっという間に盛り上がり、いっそ二人で逃げようかと真面目に話すこともあるほど関係が深まった。

するとGさんが「好きな人ができました。ごめんなさい」と早々と子供を夫のもとに残して離婚してしまった。

それを知ったHさんは同じように離婚するのかと思いきや、あまりに急な展開に腰が引けてしまいGさんから逃走。

離婚したもののHさんとまったく連絡がとれなくなったGさんのその後は推して知るべしである。

誰にも見られないところで過ごしている間、お互いの気持は一つだと思って酔いしれるのはいいです。これぞ恋愛の醍醐味。

ただ、それを全てのことに持ち込んでいいのは世界が小さい中学生までだと思います。

女性側がうんざりする

既婚女性Iさん×既婚男性Jさんのケース

Jさんは行為のときに手錠やおもちゃを使いたがる。もともと興味はあったけど、嫁さん相手に使うことははばかられたらしい。

IさんははじめのうちはJさんが好きだという気持からJさんが喜ぶような反応をしてみせていたが、バカの一つ覚えのような、それも演技してみせなくてはならないセックスはだんだん苦痛になってしまった。

「こういうのを使わないとできないの?」という問いにJさんが不服そうな顔をしたので、Iさん一気に冷めた。

Hがしたくて付き合ってるわけじゃないけど、それしかすることがない不倫関係では、セックスの相性は重要です。特に男性は行為の際に激しく乱れる女性に魅力を感じますから(家では乱れるほど激しいHは子供が起きるからできない)おもちゃや手錠といった普段は使えないモノを使ってみたがります。

大変残念なことに、1回OKが出たら男性はずーーーっとOKだと思い込みます。

我を忘れてしまうほどお道具を使ったえっちにはまり込んでしまうのも考え物ですが、大方はそのうち慣れてしまいます。大して気持よくないセックスに価値を見出し続けるほど女性は甘ちゃんではないのであります。

不倫は恋愛の一形態です。ただし、独身同士がなんの咎もなくできる恋愛とは基本ルールが違います。不倫はしないに越したことはありませんが、するなら上手に処しましょうね。

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