優しかった不倫彼がばれたわけでもないのに突然音信不通になるわけ

心得

恋愛していて何が一番いやっていきなり音信不通になることでしょう。それは不倫でも同じです。

どうしていきなり連絡してくれなくなったの?この前会った時もいつも通り優しかったし、最後のラインも「大好きだよ」で終わっていたのに。

ばれたのならまだ無理やりにでも納得できるのに、どうやらそういうわけでもなさそう。私に飽きた?じゃあ最後のラインは何?意味が分らない 会って話がしたい でも連絡がとれない…。

現時点で上手くいってる人には無縁に思えることでしょうが、不倫相手からすごく大事にされてた人がある日いきなり理由も告げられずに一人ぼっちで放り出されてしまう話は割とよく耳にします。

天国からいきなり地獄に叩き落されるようなこの状況を招いてしまう原因は何なのか。これは不倫において実にありがちな2つのことが合算された付き合いで起きる可能性が高いのです。

不倫は不自由だ

不倫は独身時代の恋愛と違って出来ないことが多いです。

平日だろうが日曜だろうが会いたいときに会えて、声が聞きたくなれば夜中であっても即電話して甘える。記念日やイベントを一緒に過ごし、時には旅行を楽しみ、会えないときにはメールやラインで愛を囁いてくれて、たまにはサプライズのプレゼントが用意されていたりなんかして。

こんなフル装備の扱いをされれば寂しいなんて考えるヒマもなく愛され感Maxです。が、不倫はこうはいかない。日曜祭日に加えてクリスマスは会えないし夜中に電話なんて論外というのが普通ですよね。

そうは言っても不倫だって恋愛ですから、人並みの付き合いに憧れます。頭では不倫なんだから仕方がないと分っていても心が追いついていきません。

彼氏と彼女のお付き合いで自分の尺度に合う扱いをしてくれるかどうかが大事だと思う人ほど不倫ならではの不自由さの受け入れが困難だと感じます。

優しさはええかっこ?

不倫であっても独身同士のような付き合いをしたいと願う女性にとって、休日のデートや夜中のラインOKという男性はとても魅力的に見えます。そういう男性は彼女の喜ぶ顔が嬉しいんだと言うでしょう。一見 需要と供給がうまいこといってるようです。

しかし、彼女に見えないところでこれらを楽々やっているかと言うとそうでもなかったりする場合が多いのも事実です。もしくは危機管理意識が低くて、これくらいなら全然大丈夫だと思い込んでいるか。

結婚してる男性にとって、独身者のような付き合い方を周囲にばれないようにするのはどこかに無理があるわけです。

そういう無理をしながらも彼女を喜ばせたい、寂しい思いをさせたくないというのは確かに優しさではありますが、同時に背伸びしてええかっこしてることでもあります。背伸びしてでも大好き愛してるといってもらえるのは誠に気持ちがよろしい。

しかし、たいへん残念なことに無理をしている状態は長くは続けられないのであります。

いきなり消える

小さな無理を重ねてきた彼らは、ある時この状況を続けるとすっげぇヤバいことになりかねないことにはたと気がつきます。

ここで今までのような付き合いは出来ないけれど関係は続けたいと思うのが普通の男性。(ただし、なぜ今まで通りの付き合いができないかをきちんと説明しないことが多い)

ええかっこしぃのくせに小心者の男性は、脳内危機管理委員会が緊急招集されて完全撤退という結論をかなり早いスピードで出します。まだばれてはいないのにです。

彼女を喜ばせるための無理がかなり溜まってきている人ほど落差の激しい撤退を決行します。

これら一連の行動は彼の脳内会議で決まったことなので、彼女側にはまったく見えません。自分にとって重大なことが自分があずかり知らぬところで決議事項になってしまうのです。

撤退する男性は嘘をついていたわけではありません。いまのやり方で平穏に保ち続けられるはずだった家庭生活があってこそ、その外側の領域にいるあなたのことが誰より好きで寂しい思いをさせたくなかったのです。

しかしそうじゃなくなりつつあるかもと思った途端に彼女と家庭がうまいこと吊り合っていた両てんびんが がたーんと家庭側に傾きます。

こうして今までのアレは何だったのかというような消え方をしてみせるのです。

こういう仕打ちをする人には情ってもんがないのかと思いますが、ぶっちゃけた話、守るべきものがなにより大事だと思った男性はそれに影を落とすものを切り捨てます。中途半端に残したら恨みを買うかも知れない…小心者ほどそう思うでしょう。

もしもあなたがとても愛していた人にいきなり音信不通にされたのならば、あんなにステキだと思っていた人を小心者呼ばわりされるのは心外かも知れません。

でもこれも現実です。

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