略奪婚は本当に上手くいかない?破局させないために必要なこと

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不倫していた人が不倫相手と再婚しました。こういう話が出てくると必ず「略奪婚は上手くいかないよね」という意見が出てきます。

誰にも言えないけど実は不倫していて相手との結婚を密かに夢見てますという人にとって、こういう意見に賛同する声が多くあると不安になることもあるでしょう。

略奪婚は本当に上手くいかない可能性が高いのか。

─── 独身の男女が普通に結婚するのに比べれば、確かに破局を迎えてしまう率は高いと思います。しかし、その理由は巷で口さがなく言われているようなことばかりではありません。

不倫した人は繰り返す?

略奪婚の話になると「不倫するような人は何度もするからどうせ上手くいかない」と言う人がいます。自分には何の関係もないのに憎憎しげに口をゆがめてね(苦笑)

私はこれは暴論だと思ってます。不倫にもいろんな背景があるわけで、それを 十把一絡げにして「どうせまたやる」フォルダに投げ込んでしまうのは大阪人はみんなケチと決め付けるくらい乱暴な考え方だと思う。

ただ、一度も不倫したことがない人よりは不倫に踏み込むハードルが低いのは事実です。

過去に不倫を大きなトラブルなしに終了させたことがある人は、自分は下手なことはしないから大丈夫という過信がありますから、将来的に何かのはずみでまた…となる可能性はあるでしょう。

不倫相手との結婚がうまくいかなくなる原因

ホント言うと略奪婚って言葉はあまり好きではないです。

不倫の後再婚のケースには、不倫する前から離婚やむなしなくらい破綻してた人もいるわけだから。

しかしならが「離婚して不倫相手と再婚」って書くと長いので、便宜上「略奪婚」という言葉を使います。

経済的なこと

慰謝料や養育費の支払いを抱えて新生活をスタートさせたものの、なんとかなると思ったら何とかならなかったというケースです。

晴れて結婚したはいいけど汲々とした生活にこんなはずじゃなかったと悔やんでも悔やみきれず…恋愛の延長線として結婚を強く望んでいると、いざ結婚生活を始めたら使えるお金が乏しくてちっとも楽しくない なんてことも起こりえます。

人間、お金がないと気持がすさみます。養育費の負担が大きくて経済的に苦しいことを理由に自分たちの子どもを作れずにいるようなケースでは、分っちゃいるけど理不尽だ!という思いを抱えやすくなります。

疑心暗鬼

不倫相手から嫁さんの立場にシフトするってことは、今度は不倫されてしまう側に立つかも知れないってことです。

不倫中から相手の言葉を信じられず、信じるに足る証として結婚を望んでいた人がよくこの状態に落っこちます。この不安を相手にぶつけているとお互いいがみ合って別れなくちゃならなくなります。

受け入れられないもの

子どもを連れての再婚だとか、離婚したことで離れて暮らすことになった子どもとの面会など、以前の結婚の影をどうしても受け入れることができなくて苦しむケースです。

あなたがシングルだった場合、過去の結婚生活の影を感じるのはせっかくの結婚生活にケチをつけられているようで気分は良くないでしょう。

しかし、そういう影を落とすネタを持ってる人と結婚したのはあなたです。人はさまざまな関わりの上に生きてきていますから、自分にとって美味しくないところだけ切り捨てることはできません。

美味しくないところも含めて受け入れが出来るかどうかをよくよく考えておかないと後から後悔しそうです。

不倫からの結婚はゼロスタートの夫婦に比べてマイナススタートと言える部分が多いと思います。それを乗越える覚悟と度量が求められるのかも知れません。

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